中小企業診断士との違い(4)
中小企業診断士
中小企業診断士は、「日本版MBA」等とも呼ばれている通り、
幅広いテーマが試験科目になります。会計、経営学、マーケティング、
情報システムなど色々と学ぶことが可能です。
ただし、あくまでも基本的な知識を学ぶので、
学んだ知識ですぐに実務で使えるとはいえません。
幅広く、ビジネスの専門知識を学ぶという点で、
診断士は非常に優れた勉強になります。
また、中小企業診断士の資格の特徴として、
もちろん大企業の支援も可能ですが、特に
「中小企業の経営診断と助言」のための資格ということです。
すでに存続してある会社を分析して、改善や成長のための
方向性をアドバイスするというものです。会計に関する知識もあるので、
様々な視点から会社を分析して、アドバイスするというものです。
ビジネスモデル・デザイナー(R)
広く浅く勉強する診断士と比べるとビジネスモデル・デザイナー(R)は
狭く深く学習します。ビジネスモデル・デザイナー(R)は、
起業アイデア発想、ビジネスモデル構築に特化しています。
そのため、会計、経営学、情報システムといった
教科書的に幅広い知識を学ぶことはありません。
集客・販売の設計図の設計といった事は学びますが、
マーケティングの基礎知識的な学習はありません。
また、会計資料を分析してアドバイスするという
メソッドは学びません。
頭打ちになっている既存事業に対しては、
ビジネスモデルを変革して、さらに成長させる
青写真を示すというアドバイスを行います。
また、ビジネスモデル構築ですから、
起業家向け・新事業の支援に非常に適しています。
起業や新規事業の立ち上げを通して新しい価値を生み出すために
必要な見識を持った人を認定する国家的な資格は、
今現在、日本には存在していないことになります。
そこで、本プロジェクトでは、
起業家を育成するための知識・ノウハウ等に新しい「認定基準」を設け、
プロの「起業コンサルタント」を認定するための
国家的資格にしていくことをミッションとしています。
ビジネスモデル・デザイナー(R)は、
そういったミッションの基づいた資格なのです。
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