起業で最も難しいことは、0を1に変えること
「起業で最も難しいことは、0を1に変えること」
ではないか、ということです。「0を1に変える」ことは、例えるならば、
「道ばたに転がっている石ころを、金(きん)に変える錬金術」
を手に入れるような難しいことだと言えます。 起業や新規事業とは、
今まで「価値ゼロ」と認識されていたのものに対して、「1円以上の価値を」つけるということです。
考えれば考えるほど、そんなことは、簡単であるはずがありません。
1に10をかければ10なります。1に100をかければ100になります。
しかし、0に10をかけても0のままです。0に100をかけたところで0のままです。
まさに、起業・新規事業のスタート段階である0を1に変える段階とは、
その後のビジネスの論理に働く「かけ算」が通用しない、全く違う世界であると言えます。
そう考えると、最初にぶつかる「0を1に変える」という壁が、いかに大きなもので、
乗り越え難いものであるかが想像できるのではないでしょうか。
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